「変なホテル金沢 香林坊」の”変”は楽しさとステキがいっぱい

「変なホテル金沢 香林坊」は、金沢市の中心街・香林坊のバス停から徒歩2分の好立地に位置する。兼六園や金沢21世紀美術館などが徒歩5分ほどの距離にあるほか、各方面へのバス本数も多く、観光にもビジネスにもアクセスは抜群。今回は、『変なホテル』の”変”なところからもホテルの魅力を探ってみた。

変1 遊び心がギネスに認定

『変なホテル』には2つのギネス世界記録™がある。

ひとつは「世界で初めてロボットがスタッフとして働いた」こと。2015年3月にグループ最初のホテルがハウステンボス内にオープンした際にはニュースなどにも大きく取り上げられた。

 

変なホテル金沢 香林坊の受付は2頭のヴェロキラプトル。もちろん獰猛ではない

 

もう一つのギネス世界認定™は2025年9月に認定された「コラボルーム世界最多」であること。

これまでに全国で60以上の企業やキャラクターとコラボしてきたという。

 

金沢香林坊では、金沢カレーの火付け役ともいわれている「ゴーゴーカレー」と地元で50年以上愛され続けている米菓「ビーバー」の2種4室。

壁紙やカーテン、ベッドスローなどはホテルスタッフが企画、企業との打ち合わせを重ねて完成させたオリジナルだ。

 

ベッドの間に置かれているのはゴーゴカレーの「メジャーカレーワールドチャンピオンクラス」の食品サンプル。実際のメニューの総重量は2.5㎏。手に持って記念撮影も可能だ。

プロバスケットプレーヤーの八村塁選手も好物だという、北陸のソウルフード「ビーバー」。室内に隠れたホテリエビーバーを全部見つけた人には、オリジナルビーバークッションがプレゼントされる。

 

コラボではないが、変なホテル金沢香 林坊オリジナルルームに「恐竜ルーム」がある。

こちらも、壁やベッドシーツなど、室内のいたるところで恐竜が闊歩するにぎやかな部屋だ。

家族連れやグループで使いやすいトリプルルーム、フォースルームが設定されている。

 

大人も子どもも恐竜好きにはたまらない一室

 

変2 ”変”であることを楽しむ

 

ところで、『変なホテル』のコンセプトをご存じだろうか。ホテルロゴにも入っているから知っている人も少なくないかもしれないが「変わり続けることを約束するホテル」という。

つまり『変なホテル』の”変”は、「お客様の快適や驚き、楽しさのため」に変化し続けるということ。

 

金沢 香林坊でも、さまざまな”変”が取り組まれている。

ひとつは、ロビーに設えられたバゲージコート。大きなスーツケースをロッカーにしまうのは重くて大変だというお客様の要望をもとに設置した。宿泊客なら誰でも無料で利用することができる。

 

上段はロッカーなので、観光で増えた土産物も一緒に置いて、室内を広々と使う宿泊客も多いのだとか

 

ロビーにはもうひとつおもしろいものがある。

ロビーには、ちょっとした土産や日用品が販売されている棚が置かれているが、その中に、スナック菓子とカップラーメンのセットがある。

「金沢は雨が多い地域なので、小腹が減ったときや口さみしくなっても外に出なくていいように」おいているのだそうだ。

深夜に、背徳感とともに食べるジャンクフード。旅ならではの楽しみのひとつかもしれない。

 

金沢が国内生産の99%を占める金箔商品や金沢銘菓、まとめ買いをする人もいるという恐竜リュックもここに

土産コーナーには、オリジナルパッケージのゴーゴーカレーのレトルトも。数量限定のため、ほしい人は急いで!

 

もちろん、『変なホテル』の”変”は面白さ、楽しさだけではない。

快適な滞在時間のための細やかな気遣いも多々用意されている。

 

ベッドは全室がフランスベッドと共同開発の理想の寝心地を求めたマットレスを使用、トリプルルームやフォースルームもエキストラベッドは使わない。枕はLOFTY社のものを採用している。

一部の部屋は小上がりを設け、その上に低めのベッドを置いて、万一の転倒や落下の際にもダメージが少ない仕様になっている。

 

ほかにも、ベビーのための除菌セット・便座・ベビー用洗剤・ふみ台・お風呂・おむつ用ゴミ箱の貸し出し、おしりふきや生理用品、コンタクトレンズ洗浄液の販売、ヘアアイロンの貸し出しなど、一つひとつは小さいながら、宿泊客の快適のために重ねられた配慮がうれしい。

 

傘に加えてレインコートの準備が雨の多い金沢らしい

 

変3 思わずホテルを飛び出しちゃった

 

変なホテル金沢 香林坊では、毎日15時30分からスタッフが金沢を案内する「KanazawaCityWark」というアクティビティが開催されている。

コースは季節によって変更され、春から秋は尾山神社から金沢城公園をめぐるガイドツアーだ。

 

予約不要・参加無料。15時30分にロビーに集合!

 

このアクティビティを始めたきっかけは「せっかく金沢に来ていただいたのだから、もっとディープに楽しんでいただきたい」と思ったことだそうだ。

 

尾山神社や金沢城といえば、金沢観光の定番中の定番ともいえる場所だが、歴史や文化、風土などの解説を聞きながら巡ることでより深く金沢を楽しめる。

地元でも知る人の少ない話なども聞ける1時間ほどのプチガイドツアー。夕食前の散歩にもぴったりだ。

 

尾山神社の主祭神は加賀藩の藩祖前田利家と妻の芳春院(おまつの方)。神門は重要文化財に指定されている

石川門をくぐり、金沢城公園と兼六園をつなぐ橋上でツアー終了

 

「KanazawaCityWark」はこのほか、「金沢の最深部」の異名を持つ新天地商店街から中央味食街に至るルートの案内もある。昭和レトロ雰囲気漂う2つの飲食街散策は、金沢を知り尽くしたスタッフならではのディープな情報満載だ。

 

屋台街が始まりだったという中央味食街。まちの歴史を背負う老舗と、人気の新店が軒を並べる不思議な横丁だ

 

今後は、客の要望やスタッフの好奇心の赴くまま、コースが増える可能性も大きいとか。

 

抜群のアクセスと快適な滞在、荷物も軽く、市内散策までが楽しめる「変なホテル金沢香林坊」。

金沢観光の拠点にぜひ訪れて。

 

料金 5,000円~(大人2名1室)

※価格はすべて税込み

 

▼Instagram

https://www.instagram.com/hennnahotel/

 

▼公式HP

https://www.hennnahotel.com/kanazawa-korinbo/

 

取材日時 2026年7月14日

 

取材・文 小杉智美

 

店舗情報

店舗名 変なホテル金沢香林坊
住所 金沢市香林坊1丁目2番32号
電話番号 050-5210-5310